
当院では、ドイツで開発されたシュトラックデンチャーを原型とした「上下顎同時印象法」による総入れ歯をご提供しています。人間の舌は食事をするときも言葉を話すときも複雑な動きをしています。お口の中の状態が少しでも変わってしまうとうまく食事ができなくなったり、明瞭に話しづらくなったりします。
舌がスムーズに動く入れ歯にするためには、天然の歯があったときと同じ場所に人工の歯を入れることが必要です。そのためには、歯がすべて揃っていたときのお口の中の状態を正確に把握する必要があります。「上下顎同時印象法」を用いるとそれが可能になります。
上下顎同時印象法で歯が揃っていたときの状態を再現
当院では「上下顎同時印象法」という方法で、ご自分の歯がすべて揃っていたときの状態を再現できる型取りをします。そこから作成した模型をドイツ製の咬合器に取り付け入れ歯を作成するため、全体のバランスがとれた入れ歯が完成します。
歯の色や形などについても、患者さまのお肌の色やお顔の輪郭などを参考にして、慎重に決めていきます。その結果、外見を気にすることなく口を開けて笑える、食べたいものが食べられる理想的な入れ歯ができます。