症状:口を開け閉めする時、アゴがガクガクする。アゴの関節の痛み、音がする。
治療前
咬合器とフェイスボーを使い咬合診断をする
問題点と改善点
・不安定な中心位の咬み合わせを安定させる(咬合調整による対応)
・臼歯ガイド(顎関節症の原因)を前歯ガイドに変える
治療方針
臼歯ガイドを改善して前歯ガイドに変えるためには、前歯の矯正治療、または多数歯の前歯補綴治療が必要です。今回は治療にかかる費用、日数を考えてインターセプター(ガイドプレート)にて対応しました。
インターセプターの設計
作られたインターセプター
インターセプターの装着
インターセプターを入れた結果
・口を開け閉めする時、アゴがガクガクすることがなくなり、スムーズになりました。
・アゴ関節の痛み、音がなくなりました。
インターセプターは臼歯ガイドが原因の顎関節症状を改善することが出来る有効な方法です。
インターセプターは矯正治療、補綴治療のように大掛かりではなく、小さな介入で顎関節症状を改善できます。